Roval Rapide CLX のタイヤ、チューブ選び

2月後半に届く予定だったRoval Rapide CLX の後輪だけ受け取りました。
前輪はまだ、未定だそうです。
一時、スペシャライズドオンラインのRoval Rapide CLX が、ホームページから消えて焦りましたが、
価格改定されました。値上げです。

あまりよく調べずに注文してしまったので、Roval Rapide CLX が、手元に届いてから、リム幅が21mmも
あることに気が付きました。

4~5年前はリム幅は15mmでした。
25cのタイヤが転がり抵抗が少ないという事で、広がり始め17mmがメインになりました。
保有していたZippが19mmでしたが、遂に21mmですよ。

タイヤメーカーの計算式では、21mmのリム幅は30c以上のタイヤが推奨されています。
このホイールは、メーカーでは25c~28c用となっております。
17mmの幅で25cが合っていた気がします。
更に4mm増えたら、28cだろうな?

タイヤは28cに決めました。
タイヤは25cと比べ、30gほど重くなるので、ヒルクライムでは、不利でしょう。
また、雨や急カーブの下りは怖くなる傾向があります。
太いタイヤは、路面に対して圧力を掛けられないので、滑ります。
ゴムは圧力を掛ける程、路面に押し付けられてグリップを発揮します。
逆に平地なら
転がり抵抗の削減と乗り心地が良くなります。
候補は、
GP5000 28ー622 black/transparent ブラック/トランスペアレント
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x773184713
ピレリ P Zero Race Classic コンペト―ネ
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r450630563
スペシャライズド ターボ コットン TURBO COTTON TIRE 28chttps://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l659768544
スペシャライズド S-WORKS TURBO TIRE 700×28chttps://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r473129420
の4本です。
たまたま、すべて日本未発売でした。
フレームが真っ黒で面白くないので、茶のサイドにしようと思っていましたので、
S-WORKS TURBO は除外。相性は一番良さそうですが、色が黒だから除外。
ベンジだし、クリテのレースがありますので、平坦に良さそうな、サイドの一番硬いGP5000に決めました。
それでも、通常のGP500よりは、しなやかな気がしています。
S-WORKS TURBO TIRE もメーカーをそろえたいのと、色が綺麗。コットンケーシングも嵌る人が続出なので、次回試したいです。
ピレリとGP5000は似ていて、ヒルクライムなら更にしなやかなピレリも良いなと思いました。
平坦のペダリングは回す感じで、クリテリウムのペダリングは、12時3時にトルクの波が発生しますが、
若干しなやか方がリズムが取りやすいです。

リム無いが広いので、チューブも悩みました。
勿論チューブは、軽量チューブ以外は、考えられません。
外周付近で50gの軽量化は、レーゼロがレーゼロカーボンになるレベルなので、
アルミホイールがカーボンになる位違ってきます。
ただ、チューボリトの23-28cでは、チューブに対して負担が大きくなると懸念しました。
このチューブは、タイヤ外では0.5c以上のエアーを入れると、継ぎ目の接着が剥がれて、
漏れてしまいます。
23-28cのより太いチューブは30c-45cで、28cが含まれません。
(チューボリトは、私は2年間ノントラブルなので、リム幅21mmでなければチューボリトお勧めです。)
一度試したいので、SCHWALBE(シュワルベ) AEROTHAN チューブ 700×28/35c を選びました。https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o460193040

本当の答えは、すべて試さないと出ませんが、
まぁ正解だったと思います。
リム幅が広すぎて、タイヤを嵌めた状態で、リムにタイヤが届いていませんでした。
エアーを入れて行ったら、パキパキ、パンと音が鳴りリムに嵌りました。
まるで、チューブレスのようです。
太いチューブでないと、内部からタイヤを押せなかった気がします。
AEROTHAN は、3日に1回エアーを入れてるだけで走れます。
23-28c用は、9g軽かったのですが、余裕を見て28-35cで良かったと思っています。

youtubeでもUPしましたので、ご覧ください。
チャンネル登録お願します。
youtubeにUPしてから、ブログを書いていますので、少し早く見られます。
また、後々文章に起こすのが大変なので、ブログは簡素化していく予定です。
日本未発売の商品を、一早く解説しても良いかな?とも思っています。
先行して、入荷させてしまうのですが、そもそも存在を誰も知りませんので、
検索さえされず、更に、値段がそもそも決まっていませんので、そりゃオークションで買わないわな。
結局、自分で使用することが多いです。

プロはなぜ?チューブラーで走るのか?

それは、速いから。

単純明快な答え。でも、クリンチャータイヤの方が路面抵抗が低いのではないか?
そう思われますよね。

実際、両方保有している方も多いでしょう。
一般的な乗り心地として、
クリンチャーは、硬くて、路面に対して反発し、ゴロゴロ転がって行く感じ。
対して、チューブラーは、路面に喰いつきながら、しなやかに進む感じ。
チューブレスタイヤは、乗り味はチューブラーに近いものの、若干リム重量を感じる。
こんな、感じでは無いでしょうか?

私、10kmの平坦で何度もアタックしましたが、その際は、クリンチャーの方が速かったです。
クリンチャーの圧勝。
zipp 404 nsw インプレ ↓
http://harubow.webstarterz.com/?p=301
対して、チューブラーは、下りが速いです。

チューブラーの速さは、下りです。
10kmの峠道の下りを42回アタックしました。下りをアタックする人はいないでしょう。
それも、飛ぶ寸前の全開です。
ロードバイクをする前は、バイクのレースをしておりました。

まずフルスピードから、全力ブレーキング。お尻をサドルから落とす位後ろに体重を持っていきます。
普通の位置なら、前転します。
フロントタイヤは、ロック寸前です。
そのまま体重をコーナーのイン側に落とすと、タイヤはジリジリ滑りそうになるので、
縦のジリジリ感を、ブレーキを離しながら、横に飛びそうなのを抑えるジリジリ感に変えていきます。
(消しゴムを机に押し付けた場合、滑る瞬間が一番グリップ力が大きいのと同じ。)
目線は最も倒し込む位置を見ます。
フロントタイヤから、徐々にリアタイヤに体重を押し付けて、前後輪50:50の加重を掛けます。
かなりの加重が掛かっているので、頭をイン側に落としても、バランスが取れた状態です。
(ハンドルは、一番抵抗の無い方向に向けます。意識しないとイン側を突っ張り逆操舵になりフロントがブレーキしてしまう。)
コーナーの一番深い位置をクリアしたら、ペダルがヒットしないように、加速します。

クリンチャーの場合は、フロントロックからのイン側に加重を掛けた時点で、タイヤが歪む。(チューブラーも歪む。)
次に中のチューブが時差で歪みだす。
2重の歪みがあり、コントロールできません。
タイヤの歪みは想定内で、グリップを引き出す為に必要です。
ですが、もう一発体を倒している最中に『ぐにゅッ』ときます。タイヤとチューブがズレて潰れてくるので、
怖くて倒し込めません。
特にチューボリートは、最悪です。あのチューブは硬くてつるつるなので。
レーゼロがレーゼロカーボンになる魔法のチューブですが、下りに関してはイケてません。
チューブの潰れは、チューブとタイヤの接地で、いくら加重を掛けてもグリップが引き出せません。

次、チューブレスの場合。
限りなくチューブラーに近いものの、タイヤが外れそうで怖い。
タイヤを変形(タイヤを引き延ばして、接地面を大きくする)
させてグリップを引き出すので、何か体が不安を読み取ってしまう。
タイヤのサイドが硬く、タイヤ全体が同じ硬さでは無いので、タイヤを潰していくと、サイドが突っ張ると言うか?
チューブラーはタイヤ全体が同じ硬さと弾力でコントロールしやすいんです。
(相当な無茶ぶりで攻めた場合です。)

ツアーステージを走るプロは、下りで100km近く出す訳ですから、クリンチャーでは、無理。
同じ時間で、時速18kmと20kmの差で登坂するのと、時速88kmと90kmで下るのも同じ差なんです。
私のアタックしている峠でさえ、2kmの差ではありません。5km位違います。
山岳ステージだって、3山登ったら2谷は下る訳で、下りの要素が非常に大きい。
だから、プロはチューブラーなんですよね。

しかも、そのスピード領域なら、ブレーキ熱もあり、チューブラー一択という訳です。
最近は、ディスクホイールも出ているので、ブレーキ放熱の問題はクリアした感じがしますが、
今度は、ディスク、チューブレスのリム重量が足かせになります。
ツールド・フランスにおいて上位はチューブラーカーボンが独占してましたね。リムも軽いので軽快。

2020 ツールド・フランス ディスクブレーキの優位度はどうだったのか? ↓
http://harubow.webstarterz.com/?p=8168
自分なりに、下りを攻め続けて答えがでました。各タイヤの科学的データは今回はございません。ただ全力でタイム測定しただけになります。
さて、大磯クリテリウムは、どのホイールで走ろうか?
と言う中での話題でした。

2020年新型 Yksion Pro UST 2 (イクシオン プロ UST II)装着 インプレ少々

タイヤがやっと届きましたww
海外から通常10日で届く荷物が、最近は3~4週間になってます。
コロナの影響でしょうか?

私のホイールラインナップは、カーボン2本です。
一方がチューボリットで、このチューブは夏場の路面温度に弱く、チューブがパンパンに膨張して
バルブの継ぎ目から、エアー漏れを起こしてスローパンクします。
夏場は、早朝か夜しか乗れません。
もう一方は、2つ前のブログで書きましたが、ハッチソンと相性がよろしく無くて、装着を諦めています。
タイヤが届かなかったので、10日ほど自転車に乗れませんでした。
やっと乗れます(*´▽`*)

このタイヤは、どこが変わったのでしょうか?
見た目の変化は、しょぼ過ぎです。
パッケージの変更点は2のステッカーを貼っただけ!!
タイヤには2の文字が入っただ!!

さて触った感触ですが、もっちり感が1割UPしています。
嵌めこみます。
(*´▽`*) 前回のハッチソンが脳内映像で蘇ります。
あれっ?
硬い!!
硬いぞこれ!!
USTの初期の売り込みは、誰でも簡単にタイヤレバーを無しで交換可能とのことでした。
動画で、女性店員でも簡単にタイヤレバー無しで、手だけで嵌めていました。
これは、無理!!

2になって明らかに、タイヤ径が小さくなりました。また、サイドの剛性感も1割UPしたのでは、無いでしょうか?

絶対に純正だし嵌るよな、と言い聞かせて、はめ込みました。
シーラントを片側外して、注いで、戻す。

シーラント挿入しました。
これは、スペシャライズドのシーラントですが、どう見ても同じ容器で、同じシーラントですね。


エアーを入れて完成です。
プシュプシュ
・・・・
プシュプシュ
・・・
プシュプシュ
・・
プシュプシュ

リムが上がらね。

しょうがないなーーー。
前のUSTなら、これの方法で完成でしたが、剛性と内径が小さくなったので、上がらないのでしょう。

こうなったら、両方のリムを落としてやり直しです。
シーラントがこぼれるのですが、しょうがない。

ゴシゴシ
・・・・
ゴシゴシ
・・・
ゴシゴシ
・・
ゴシゴシ

なんじゃこりゃ( ゚Д゚)ゴllラ

落ちね( ゚Д゚)ゴllラ

外れない( ゚Д゚)ゴllラ

ペンチで挟んでも、階段の角に当てて、体重を掛けても、びくともしない。
流石に専用純正品ピッタリ嵌り込んで、全くの隙が無い。

考える事数分。
万力で挟み込んで、タイヤが路面に押し付けられて、外れちゃうシュチュエーションを作ったらどうだろうか?

ポンッ
外れた(*´▽`*)

これは、シーラントは要らない位の完ぺきな嵌り込み。
軽量化の為、シーランを入れないで装着してしまおうかと思いましたが、通常の踏みの異物パンク
もあるしなー。と思い少な目の25ccを投入して終了。

インプレ
前モデルの28cからの乗り変えです。(乗り心地はソフト)
UST 2の乗り心地は、硬いです。けど、進みますね。
ここは、相反する要素で路面の雑音を、拾うようになりましたが、転がり抵抗は減っています。
かなりレーシーな乗り心地に変化して、一瞬思い出したのは、GP5000のクリンチャーです。
チューブレスで、あの剛性感に近いです。
レーサータイプの人には、お勧めいたします。
練習やエンデューロ、長距離なら、28cの方が良いでしょうね。
私的には、かなり気に入りました。特に登りはタイム更新も期待できそうです。

Yksion Pro UST 2 残り1セットのみ 25c2本セット(問屋在庫なし、次回入荷未定)
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c849518989
Yksion Pro UST 2 残り1セットのみ 28c2本セット(問屋在庫なし、次回入荷未定)
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o419025605
ハッチソン11ストームは、アルミのマビックには、装着確認済みですが、カーボンにはかなり取り付けが厳しいです。
http://harubow.webstarterz.com/?p=8028 11ストームが付かないブログ….。
カーボンホイールには、純正のUST2をお勧め致します。