BONT Vaypor S(ヴェイパー・エス)BONT 熱成形 インプレ

そろそろ乗り始めです。
それにはテンション上げないと。
機材を購入して、これがあれば、もしかしたら速くなるんじゃ?と妄想する時が楽しい時ですよね。

冬にローラー練習をして気になることがあったんです。
500w越え、8倍くらいインターバルをすると、右のヒザが痛くなるのです。
レースでもヒルクライムでも最低4倍以上は欲しい所で、それには4倍以上の負荷掛けが必要だけど、負荷を掛けたら痛くなる。(体弱い(^^))
今まで、フラフラ乗っていただけなのですが、このままでは、これ以上の進歩できません。

どうも踏み込むと、足が内側に倒れるようなんです。

踏むとこのように、しわがでます。
カント調整はシマノのインソールでしています。それでも高強度で踏むとしわがです。
いままで、カント調整は散々したのでそこじゃないと思う。
単純にワイドモデルを履けば良い訳だけど、今度はワイド過ぎてフィット感がない。(贅沢な脚だ)

それで、以前から気になっていた熱形成できるBONT。
ただ、都内のショップで何度も試し履きしたけど、自分には合いませんでした。
たまたまBONTを扱ってる海外のサイトで、ワイドサイズを発見。
実は日本には、入荷していないけど、ワイド、アジアンフィット、ナロー、ノーマルと4種類もあったのです。

もう後は物欲MAX。

サイズは、ミズノで計ってあるので参考にする。
やっぱりギリギリワイド。これを本国のサイトに打ち込むとサイズがでてきます。これです↓
http://www.bontcycling.com/products/road/vaypor-s/index.html

有名サイトでもやっぱりチョイワイドですね。

http://www.worldcycle.co.jp/tokusyu/shoes ←こちら

試着なしでワイドいってみましたー。
やっぱり都内で合わなかったのは、ノーマルモデルだからでした。
足に合いそうです。まず、第一段階クリアです。
それでは熱形成いってみます。




75℃で20分温めです。
ただ、ちょと弱い気がします。80~90度で15分くらいが最適な感じです。
家庭用電子レンジに、揚げ物温度計を入れて自分で調整してもいけます。
110℃で予熱して、5分入れて110℃で10分加熱、2分放置でもいけます。

吸引力の強い掃除機とダイソーで買った、衣類真空パック、ヒートガンです。





出来ました!!
カーボンが熱形成されるとのことで、グイグイソールを押し込みました。
多分、日本にワイドが入っていないので、皆さんは当たる所をヒートガンで広げる感じですが、僕は抑え込んで小さくする感じです。

フィット感は、やはり素晴らしいものでした。
シマノのインソールは抜きました。
この感じはソールスターを入れた時と同じですね。あれもカーボンのインソールでカチカチに踵寄りの土踏まずを押し上げるのですが、
BONTもソールが持ち上がってくるので、インソールは必要なくなります。
カント調整してあるインソールを抜くことによって、
スタックハイトも下がりましたので、ダイレクト感があります。
足を入れると、ボシュっという高級革靴のような音がします。
ピッタリなので、つま先の空気が逃げ場を失って音が鳴るんです。
なんというフィット感!!
つま先は、ちょっと自由過ぎる感じですが、メーカーの思想がそうなので、
仕方ないですね。と思いました。

実走です。
木靴と言われますが、そうですね。壁です。想像以上に上の方までカーボンの壁があり足が内側に倒れません。
大正解でした。
つま先が広いので空間があり、S-WORKSのSuB6より空気が入ってきます。
これも蒸れて暑そうだと思っていたのが想定外でした。
つま先が広く運動靴と皮靴の位の違いがあります。
手放しでウエアが脱げます。
なんという安定感。あれって運動能力とか、バランス感覚かと思っていましたが、シューズの相性なんですか?
普通にできるようになったから(^^
なんというか?足指を内側に抑えられてる革靴で細い平均台を渡るのと、
足指の動く運動靴で渡るのでは違いますよね。
そんなイメージをもちました。
多分5%くらい速くなりました。
楽して速く走る。乗らないで速くなる!!久しぶりに当たりです。

ただ、BONTが良いとかではなく、相性と言えます。
幅の広い方は、一度踏み込んだ姿勢でしわが無いか試して見ると良いと思います。
踏み込む→足がつぶれる→ソールが小さく、靴の表皮が足より小さいので行き場がなく→内側に倒れる。
それを無理に倒れないように、インソールにカント入れ(斜めにして)
てハイトを厚くしている訳ですから、安定しない訳です。

45000円でワイド入荷できますので、気になる方は連絡してください。

最後にソールにキズ防止用の、車用クリアを布で擦るように塗布します。
バスプロ時代は、釣りの竿のクリアを、サンドペーパーではいでこの方法で、竿に擦りつけます。軽くなって感度が全然違うのでやっていました。
最近の竿はマットが主流になりました。
自転車もマットの方が、軽くなると思うので、最近はそういう傾向なのだろうか?


と言いながら、クリアで保護。布でギリギリ薄く塗りこみます。


wiggle商品リンク Bont – Vaypor+29250円~
wiggle商品リンク Bont – Riot Road+ (BOA) 13648円~
BONTが海外で安いです!!
送料は無料ですが、16666円を超えた場合、関税がかかります。
おおよそ1.05%を掛けた金額がお支払額です。

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