ロードバイク本音のホイール論


僕も読みました。なんといってもamazonのレビューが醜くすぎる、話題の本です。
何故ここまで?論というタイトルが間違えかな?
論というと、実験して科学的データを公表して論じるものですが、データとか、グラフとか表はありません。

例えば、ホイールは硬い方が力が逃げないので、ディープカーボンが良いでしょう。
実はカーボンは遥かにアルミより強いのです。軽さは関係ないから、最近はリムを太くして剛性を上げています。
ある日、軽いリムのホイールに乗りました。軽いだけあって、走りは軽い。乗った瞬間にこれは良いと思いました。
でも、ブレーキを掛けたら、ガクンガクンと安定しません。やはり売る為に軽いだけじゃダメなんです。
しかし、エネルギー論的には、ホイールの軽量化は、車体の2倍程度の効果があるらしいです。
ただ仮にキリシウムから20g削ると、ホイールの性能が一気に落ちる可能性があるでしょう。
とはいえ、フィーリングも重要だと私は思います。軽い感じるというのは、それだけで一つの価値といえるでしょう。
その意味では、軽さは正義なのです。
酔っぱらいのおやじか?(^^)/
読み物としては、楽しい。


↑こちらはグラフも多く、科学してます。

ホイールは、かなりの数のメーカーがありますし、国籍も違います。
選んだメーカー中で、素材も違うし、値段も違うし、システムも違うし、最初にどれを選べば良いのか、本当に迷います。
雑誌、ネット、ショップ、知人、いずれかの情報で、選ばざる得ないです。
新製品は、田舎では見ることもできないし、試乗もできませんからね。
そして、もう1冊サイクルスポーツのロードホイールインプレッション。

いつもながら、このインプレッションは、目を疑う。『えっ』と何回も見比べてしまう。
レーゼロナイトとシャマルミレのインプレ。
自分は2000km位乗ったナイトc17とミレc17を比べて、ナイトc17の方が良いです。
嫁もナイトc15には3000km以上乗っていて、ミレc17とナイトc17では、ナイトc17の方が良いと言ってます。
それが、雑誌では全く逆。
しかも、注釈で旧ナイトの方が切れがいいと書いています。
これも驚きで、自分は、すべてにおいてc17方が性能1枚が上回っていると感じています。
ついでに言うと、BORA50も2000km乗ってから、zipp404nswも1000km位乗ってみて、
値段も違うけどレベルが1段違うホイルです。
それが、評価がほぼ同じ。
ゴキソもチタンハブなら100万越えのホイールが、BORA以下。
ゴキソは乗鞍、富士のヒルクライムから、沖縄まで制したホイールなんですがね?
そのBORAでさえウルトラとワンの評価が逆。
もちろん両方乗りました。明らかに、ウルトラの方が進んで気持ちが良いと自分は思いました。
メーカーも、何人ものテスターを使って開発して実戦に送り込んで、のべ何時間もかけて、新規開発、モデルチャンジをしてるハズです。
何億も研究に掛けてる、海外有力チームもすべてウルトラを使っています。
なんでここまで、自分と逆の評価になるのか不思議?
踏むんでる時だけのインプレだろうか?ペダリング効率によっても評価が変わってくると思うし。
例えば、脚を休めている滑走期間は評価に入っていないとか?
自分はレース思考だから、いかに脚に優しく効率良く進み、集団内で休めるホイルは良いホイルという基準はありますけど、
このインプレで良く出る味とは、踏み心地のみの事を言っているのだろうか?
(インプレライダー3人に対し僕は素人。多分雑誌の記事が多数意見でしょう。)

僕が思うに、自分で試乗した方が良いということ。
人の言うことは、まったくあてになりません。
タイヤ、空気圧、車体、体重、漕ぎ方、使い道でホイールの評価は、変わるということでしょうね。
と言うことで、このブログもあてになりません(^^)/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です