ボーラ ウルトラ チューブラー BORA ULTRA インプレ

BORA ULTRA 50のチューブラーを借りましたでのインプレしたいと思います。
BORA ONE 50のチューブラー旧型と新型を所有していましたので、
カルトベアリングとは、どれほどのものか?興味深いですね。

見た目は、ULTRAの圧勝~
目に付くフロントハブのカーボンの造形が美しい。

装着して、自転車を押すと、軽い!!
この感覚はゴキソを押した時に感じたのと、同じですね。乗らずともわかるベアリングの良さ。
タイヤは、ベロフレックスのアーレンバーグ25cを履いています。


ベロフレックスは、中のチューブがラレックスなのでお勧めです。
旧BORA ONEの時には、ベロフレックスのカーボン23cを履いていて、
パンクは0でした。
前後1回ずつスローパンクがありましたが、シーラントで復活しています。
新BORA ONEで、ワイド化された25cのラテックスチューブラーが手に入らず、
定番のコンチネンタルにしたら、たて続けに3回パンクして、
れから、チューブラーホイールは使ってません。完全にカーボンクリンチャー慣れしています。

ちょっと話がズレました。
最近まとめサイトに批判があるので、他の記事を参照に持ってくるのは、
マズイのですが、(内緒にしてください。なので画像にします。)

BORA ULTRA 50のチューブラー、そしてクリンチャー共に評価は良くありません。

雑誌でここまで、書く勇気をまず、称えたいです。
しかしながら、評価が私と合わない部分も多いのです。
タイヤに関して23c押しで、しばらく25cを認めなかったこと。
私としては、25cの方が速く、23cの方がコーナーはグリップすると思っていますので、評価が合いません。
そしてゴキソと、zippnswの評価がなぜか低いこと。踏み味など、感覚の割合が高いこと。
また、チューブラーホイールの方が、速いという前提でインプレしていることです。

それではまず、BORA ULTRA 50 の評価です。

レーゼロ ナイトの評価です。

ゴキソ GDP50の評価です。

レーゼロ ナイトの巡航性が、ゴキソに勝るとは、思えません。
若干の下りなどゴキソとnswの脅威的な速さは、加味されないのか?
単独巡航なのか?真っ平なのか?区間計測してタイムを計っているのか?
同じ速度を出し平均ワットで比較しているのか?わかりません。

それに対して、こう書いてあるショップさんもいます。

同じリム、スポークを使用して、ベアリングをカルトにすれば、
ULTRA の方が良いハズですと。それは個体差ですと。

ULTRAは、なかなか乗る機会も無いホイールなので、
すでに頭でっかちになってしまいました。
そんな、事前情報を元に、私流の全開アタック10km。
平均ワット(パワー)が、その日の体調により違うという、なんともいい加減で、実践的なタイムでの測定です。

場所は信号のない西湖。
最後の区間が登りになるので、そこまでに重量の重いクリンチャーのzippと同じようなタイムが出れば、更新の可能性もあります。
まずはウォーミングアップを10分して、今回もワンピース、エアロヘルメット、シューズカバー、エアロボトルです。
毎回、結構緊張します。なんせ全開ですからね。

BORA ULTRA 50 西湖 1回目 16:00

ベストタイム 10月に出した zipp404nsw のタイム 15:15秒
(押し忘れでほんとは15:09秒)

ベストの15:15秒は、平均時速が38kmで、最後のほうで登りになるので、
そこまでに、38km以上をだしていないといけません。
走りなれているので、平均時速と速度しか見ていません。ほんとに最後方でタイムを見ます。
チラッチラッと要所、要所でサイコンを見るのですが、苦しい若干の登りで32kmとか、『えっ』
普段よりも1~2km遅いです。
最後の登りも、すでに脚が無く重い。チューブラーなので登りは、軽いかな?
と思ったけど、平坦の時点で無理をしているので、むしろzippの方が軽く感じてしまいます。

自分でも、納得がいかないので、日にちを改め再度アタック。

ギリギリ15分台。15:58秒 これ以上は現状ムリ。

平地のアタックは風向きもありますので、ベストタイムに20秒位はプラスできます。
更に、体調の好不調をプラスして20秒としても、15秒ほど足りません。

西湖タイムアタックは、zippの方が速いです。
(平均ワットがBORA ULTRA 50の方が、若干低いですが、平地の平均時速を稼ぐ為に無理をして、最後に踏めなくなっています。)
50mmと58mmの違いもありますが、
BORA ULTRA 50は、転がって行く感覚がありません。よく言われる絨毯の上を走っている
感じです。これは、先ほどの雑誌のインプレと同じくリア側です。
G3組の柔らかさが、出ています。それと、ラテックスのアーレンバーグは、柔らかさを
更に助長してしまっていますね。
タイヤは硬いコンチネンタルにした方が、良いでしょう。
ホイールとタイヤの相性もあり、nswの場合はIRCのアスピデをブチルで履く気がしません。硬すぎます。
BORA ULTRA 50 もコンチネンタルで印象がガラッと変わるかも知れません。

で、またzippに戻した時に感じたのが、神経質で硬い!!振動も拾うけど、クランクの上死点でペダルが進む。勝手にゴロゴロ転がって行く感触です。
ホイールそのものより、チューブラーとクリンチャーによる違いの方が、大きいなと感じました。
アタックの帰りなど、BORAは35もそうでしたが、
ついスラロームをしてしまう位、余裕があります。
子供がよくハンドルを切って蛇行している奴です。
zippの下りコーナーの余裕の無さ。
チューブラーのゴムが食いついて、荷重を押し付けられる感覚は、ありません。
神経を使います。
その辺りにチューブラーの良さがあるんじゃないかと、思いました。

ツールドフランス、ジロデイタリア、ブエタ、世界3大会で、
プロコンチネンタルチームは、チューブラーです。
超高速で密集しながら数日200kmのステージレースをこなすなら、やはり走りに余裕のあるチューブラーの方が良いのでしょう。
実際、私も思いがけず先週のクリテリウムで転倒しています。
コーナーで前の人が転んだから、速度を落とすために、ほんと軽くブレーキをあまく掛けたら
するッといきました。
本来コーナー中にブレーキを掛けたら、起き上がる力が働きます。
自分はそのつもりでしたが、まさか!?と思いました。
多分BORA ULTRA 50 とアーレンバーグの組み合わせでしたら、転倒してません。
もう一つの理由として、プロの巡行速度の速さです。
ツールの中継でも、最初の1時間の平均速度が、50kmでした。など聞くことがありますが、
50km越えてくると、ほとんどが空気抵抗になりますので、タイヤの路面抵抗の割合が限りなく小さくなってきます。
だったら、安全なチューブラーが長いステージレースで有利になると言うことですね。

こんな、ばけものみたいなプロはチューブラー(BORA ULTRA 50) を使用していますので、私のインプレなど全くあてになりませんが(笑

クリンチャーは、構造上硬くできますので、単独で走るTTは
プロでもクリンチャーを使う選手もいます。
でも、ステージレースになると、チューブラーに変える訳ですから、走りやすさを優先しているのでしょうね。
最近ではzippnswシリーズ、レーゼロカーボンは、チューブラーを作っていません。
ゴキソも当初はクリンチャーのみの販売で、クリンチャーの方が絶対に速いと主張していましたが、
(その時、ほとんどのメディアは否定的だったと思います。)
今年は富士ヒル、乗鞍、ツールド沖縄でも優勝者はクリンチャーです。
剛性は、軽さ以上に速さに影響があるんじゃないかと思います。
BORAもクリンチャーを作っていますので、機会があれば乗りたいですね。
そういえばBORA oneクリンチャー履いている人いるな(笑





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