S-Works Venge ヴェンジ ディスク インプレでは無く  Venge PRO 

ブログ書き終わってから、良く見たらこれ、
(*´▽`*) S-WorksのPROグレード Venge PRO じゃね? ………

スペシャライズド東京に、ふらっと寄りまして、姿だけでも見ておこと思った、
ヴェンジ ディスクに、試乗車という札が付いているじゃないですか!!
いきなりテンションMAXです。
これは、ブロガーとして試乗するしかありません。

試乗というより、レンタルサービスに近く、何と!! 丸1日2500円で貸てくれるそうです。
1350000円が2500円って。← 実は745200円でした…..
イベント時だけ借りるのあり?
夕方16:30でしたので、お店の方のご厚意で、17:00まで500円!!
500円ですよ~。

すぐに乗れる訳ではなく、Retul(リトゥール)にて、脚の長さを測定。
高さ2m位の液晶画面に向かい、金属の棒を骨盤、膝、くるぶしに当てて、リモコンを押すと
液晶画面上で認識して、脚の長さ(サドルの高さ)を測定します。
こういうサービスも込みだけど、値引きなしよ。
という感じで、なんでしょうね。
最先端を行っている未来感と、金があるな、スペシャライズドって思いました。

忘れない内にインプレです。まず、印象を思いついたまま書きます。

エアロ効果は、普段乗っているドグマF10と比べ、特段感じることはできないが、F10よりは良いのだろう。
登りは、前のベンジより登るが、F10の方が登るきがする。
ハンドルが広い、位置が高い(これは、調整可能)
ホイールが重いからか、加速が鈍い。
ブレーキはすばらしい。
前のベンジより癖が無いが、尖った所も無い。
スプリント時の重いギヤの時に、伸びない。直前に乗ったケルビムの方が、踏んだ後に伸びる。F10もぐわっと来る。(イメージ)
重心が低い。
クランクは、9100の方が良い。アルテグラでしたからね。ここの来る前に9100で河口湖を回ってます。
ターマックディスクが、超絶バランスで、それ以上を期待しすぎたか?
これから、ディスクロードの時代だろうと思うけど、F10からすぐに乗り換える必要はなさそうだ。

まず、こんな第一印象をもちました。
ターマックディスク以上だったら、買い替えても良い位の期待をしていたので、
あまりにも、期待しすぎたのかも知れません。
平坦を走る場合において、動力性能、エアロ性能は互角だと思います。
F10よりブレーキが優れていますので、そこのポイントは高いです。登れば下りもある訳で、下りを攻められます。
ある程度のパワーで巡行中に、そこから踏んでからの加速感がちょっと物足りなく感じました。
踏んだ以上の加速が、五感を刺激するところなのですが、そこのポイントが、若干低かったかなぁ~という感じです。
ターマックディスクは、BB付近の剛性と、フロントフォーク(スルーアクスル)を感じましたが、ベンジは、全体的に同じように硬めなので、感じなくなってしまったのかな?

ホイールの印象が強く出てきたので、癖の無い車体です。
逆にエアロロードで癖が無いのが、良いのか?それとも癖が無く面白みがないのか?
普段F10に乗っていなければ、この速さには、感動するかも?
まぁちょっと、ホイールのリムが重すぎかな?
なんか? が多い気がする『?』が…..

チューブレスなので、ホイールが重かったです。ベンジも日本市場で売るなら、CLX50で良いのでしょう。
平坦で、しかもインターバルが掛らないコースなら、64mmディープでも良いのですが、
なかなか、そのシュチュエーションはないでしょうね。
CLX64なら、せめて私以上の体格は必要かと思います。身長175cm以上で、体重は70kg以上なら、振り回せるかも知れません。

(この動画は、イメージですが、体のデカさとパワーは伝わるかと思います。)
体の大きいアメリカ人なら、このパッケージは、凄い武器な気がします。
海外のクリテリウムのレース映像は、迫力が日本とは違いますからね。弾き飛ばされそうです。

ツーリングに行くにも、山はあるでしょうし、横風も考慮しないとなりません。
私もzippの58mmというディープリムですが、

前回のブログの富士1もギリギリ横風をいなしています。
これ以上煽られたら、履きたくありませんし、
重さもギリギリでして、平坦のクリテリウムも、
これ以上重いと、他のホイールを選択した方が良いでしょう。

ちなみに、クリンチャーでチューブは40gのTubolito Tubo Road です。
バルブ抜いて33gですから、シーラントと同じ。https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b344304062
クリンチャーリムの方が、リムの溝が必要なく、タイヤ自体もチューブレスより軽量です。

ディスクの優れたブレーキを持ちながら、
今シーズン、ジロデイタリア、ツールを制したF10並みの性能なのですから、
今どちらかを、選んで購入するならば、ヴェンジ ディスクを選び、ホイールのラインナップを増やしていった方が、良いでしょうね。
ヒルクライムに重点を置くなら、ターマックディスクを選んだ方が良いです。
登りが気持ちいです。平坦で常に40km以上で走りませんからんね。ターマックの方が恩恵があるでしょう。
サガンもほぼ、ターマックに乗ってますしね。

付属のハンドルは、52サイズで、42cmです。
これも、エアロロードなら、40cmにして欲しいですね。
完成車で、CLX50とハンドル40cmの選択は、できるのだろうか?

20代前半位の若い店員さんに、
ハンドルの幅を確認したところ、
『140mm82mmですね。』
『???』
『幅が知りたくて、大体42cm位かなとは、乗った感じで思いますが?』
もういちど、カタログを見る定員さん
『140mmですね。』
『えーと。140mmだと、この位だよ。』手で140mmを作る私。
ハンドルの幅だから、400mmとか、420mmかな?と手で幅を見せる私。
カタログを私に見せて、ここに書いてありますから、
『140mm82mmですね。』
それ、リーチとドロップな….
私が 違う場所を指さし『420mmですね』
購入時に、交換できるかは、解らなそうだったので、それ以上の追及はしませんでした。
周りに居たスタッフも、理解不能でしたので、あまりわかっていない方が、
対応すると、心配になります。
客もネットで調べてもわからないことを、質問してくるだろうから、
商品に精通して、答えられないと。自転車って、命を預ける位の物ですからね。

てか、一番重要なポイントですが、S-Works Venge を試乗したいと言ったような……
これ違いますよね( ゚Д゚) ← お前も気が付けよ!!
(ホイールもてっきり、64mmかと….)

ちょうど、ケルビム青山の後に来ましたので、余計にそう思ってしまったのかも知れません。
一からすべてオーダーするケルビムですから、流石に詳しく、
乗り方、シュチエーション、ポジション、機材と、すべてにおいて的確明確に、答えていただけるので、
話が盛り上がりました。
ここで書くのも何ですが、レースをしないなら、ケルビムのクロモリの方が、絶対に気持ちよく走ります。(1時間前に試乗しました。)
流行に左右されないし、一生もの。
両方とも、坂も登りましたし、思いっきりモガキましたし、等速、流し、加速、
ダンシングもしました。
クロモリのバネ感が、踏むリズムと踏んだ後の伸びを産んで、自分とシンクロする楽しさがあります。それでいて、決して遅くありません。
というか、クロモリがこれほど速いとは予想外でした。(春の川崎マリンエンデューロは、
レーシング・ケルビムの人にやられているだよな。↓)
http://harubow.webstarterz.com/?p=4715

今月号のサイクル雑誌を見ました。特設ページにてインプレ記事が出ていましたね。
私のインプレと重なる部分で、最高速で伸びないとありました。ただ感じなので、実際はスピードではありません。
ここは同じ感想になりますね。私も書いています。
ベンジは伸びが一次曲線的で、ケルビム、F10は二次曲線的で溜めを感じます。官能的というのでしょうか?
(今、ベンジ乗っている速いと言っている人達は、私の計算では上位0.2%の人達(すべての受験生の東大生の割合。)
普通の人は、鵜呑みにしないで、いろいろ試乗して欲しい。速いけど性能は引き出せないと思う。平地30kmの人はケルビム乗ったら感動すると思う。)
S-Worksの踏み心地なのでしょうね。これがターマックでの登りなら、ヒュンヒュン登ると言う感想に切り替わります。
ヒルクライムにおいては、淡々と踏めるというメリットになります。

それと、もう一つ引っかかる部分で、見出しのインプレで簡単に、重心が低い。と書きましたが、調べてみました。
振りの軽快感と、フレームのバネ感、直進安定性に関係する部分です。
S-Worksの表記 BB Drop 74mm pinarelloの表記 ハンガー下がり72mm の
ことになります。F10の方が2mmクランクシャフト位置が高いです。
日本製のアンカーは、70mm、ヨネックスは68mmですし、ディスクの重量が下部にありますので、余計にそう感じたのでしょう。
単純に踏み下ろした場合に、BB位置が高い方が、フレームがしなるでしょうね。
ヨネックスのエアロフライトは、
日本人のパワーで踏みやすいとの開発者のコメントが出てますね。
最近のエアロロードは、海外選手用の剛性だとか?
それってこのベンジディスクの事を指しているよねきっと!?

雑誌で、エアロ効果の、データを取っていましたね。
私の試乗車は、ハンドル幅420mmと普段より広く、コラムがガン積みで、50mmと58mmの差があるので、F10と効果を感じなかったのかも知れません。
ただ、データほど差は無いと思います。
インプレライダーに恐れずに言うと、『ほんとに64mmクリンチャーホイールをぶん回せたの?』それと、『登るからターマック要らないんじゃない?』に対しては、
私の場合は、『ターマックにエアロハンドルを乗せて、ベンジ要らないんじゃないの?』となります。でもCLX50で乗って見たいですね。← 乗ってました(>_<)
多分、速いよ。でもパワーのある人が乗った方が良いと思う。

にほんブログ村 ロードバイク