スペシャライズド S-Works Venge ベンジ インプレ 

今更ですがディスコン済みベンジのインプレです。
忘れないように書いておきます。
感じた順番に書きます。比較は、ピナレロドグマF10です。

『このハンドル持ちにくいな!!』

『ブレーキ効いねーーー。ディスクって効いハズだよね。やっぱ利かねーーー。』

『ベンジ硬いって噂だったけど、柔らかいね。』

『柔らかくて、乗りこなすのが、簡単な自転車だね。』

『平地が、速くねーーー。ってか、遅いな…。』

『ホイルが重い…。ディスク…。いや。リムが重いかな?ホイールを軽くしないと、キツイな』

『あれっダンシングって、こんなに楽だっけ?ああーーダンシングが簡単。面白い!! ダンシングの相性良いじゃん(^^)/ むしろ登りが速くなりそう。』

先入観なし!!の感想です。

『このハンドル持ちにくいな!!』
これは、ピナレロの一体型の方が良いよね。エアロ性能UP期待なんだけど、ハンドル周りのエアロ効果は感じられなかった。
だったら、持ちやすく、登れるハンドルの方がトータル速く走れると思うが?
滑りそうで怖い。ブレーキ周りのエアロを寧ろ感じ、ディスクが重さ+空気抵抗を感じる。

『ブレーキ利かねーーー。ディスクって利くハズだよね。やっぱ利かねーーー。』
もしかして、油が付着?と思い、家に戻ってブレーキクリーナーで拭いたけど、こんなもんかな?
まぁこれ以上効いたら、タイヤがロックするのを制御しなければならないので、
自転車のブレーキ力って、結局、タイヤで決まるよね。寧ろZIPPのザラザラのリムブレーキの方が強く掛かるのだか…..。
140mmなので、160mmの方が理想的なフィーリングだけど、重くなるよね….。

『ベンジ硬いって噂だったけど、柔らかいね。』
F10の方が硬い。と言うか、F10のスイートスポットが少ない事に、ベンジに乗ってから気が付いた。
漕いでいて、ベンジの方が簡単で、ちょい適当に踏んでもOK。
ただ、F10の方が、パキッと100の力が入りドカンと前に出るけど、
出る距離が短いし、狭いスイートスポットに合わせ続けないいけない。
ベンジは、ぐぐッと入り多少外しても97入る。
平坦の差は出にくいけど、登りのダンシングはF10方がパキッと進み無駄がないけど、集中力、センス、身体のバランスが必要だったか?

『平地が、速くねーーー。ってか、遅いな…。あーーー。』
平地は、何度も研究してきたけど、実はホイルの差が大きい。
ハンドルのエアロ効果は、感じられない。フレームのエアロ効果も、感じられない。
ホイルの差だね。
今のディスクホイールは、次期シマノコンポに使えると言うらしいので、
RAPIDE CLX を注文してしまった。本当に大丈夫だろうな( ;∀;)
同じマビックSLのリムを持っているけど、このホイールって良妻賢母で、ジワジワくる。
派手さは全くなく、1年位使っていると、良いなと思いつつ浮気する( ゚Д゚)

『ってか、ホイルが重い…。ディスク…。いや。リムが重いかな?』
ディスクで、しかもチューブレスは重い!!
RAPIDE CLX は、クリンチャーというのも、期待したい。
ZIPPnswのディスクがチューブレスなのでやめました。
平坦はクリンチャーの方が速いのも経験済みで、チューブラー、チューブレスより、
軽いチューブを入れたクリンチャーが速い(平坦のみ)

『あれっダンシングって、こんなに楽だっけ?ああーーダンシングが簡単。面白い!! これはダンシングの相性良いじゃん(^^)/ むしろ登りが速くなりそう。』
ちょっと、ネガティブな面ばかり書いてきましたが、
意外や意外。
ダンシングが調子良い!! 絶好調!!
やっぱり、F10より柔らかく、インパクトポイントが広いので、左右で
踏みタイミングが狂ってる私には、ちょっとダルイほうがいいんだな!!

ホイールが、軽くなれば、面白そうです。
届くのは、3月初めらしいです。
しかも、ちょい適当に踏んでも同じタイムであるなら、こんなうれしいことは無いですね。
もう少し、体調が良くなり暖かくなったら、タイムアタックしてみます。
ターマックS7がベンジを越えたと言いますが、結構ホイールの差の方が大きいと思います。
S7も乗ってみたくなりました。

100km走行後の感想
やはり、ブレーキが効かない、zippの前後輪10000円のソフトパッド(コスパ最悪パッド)との比較になりますが、効かなすぎる。
思った停止距離よりも2~3m先に行ってしまいます。
中古で購入しているので、まず、ブレーキパッドをサウンドペーパーで削ってみます。勿論ブレーキクリーナーでは、散々磨きました。
それでもダメなら、新品のメタルパッドを入れて見ます。コーナー進入の速度コントロールなら気にならないのですけどね。
ディスクブレーキは、ブレーキが効くは、思い込みですね。
もう一点。
ハンドルの動きがピーキーで、ふらつき易い。ドグマF10の方がどっしりしていました。ブレーキワイヤーがハンドルを通っていますので、動きが制御されていたのですが、
ベンジはステムの中を1点の通過なので、ハンドルが軽いんですよね。もう少し重くても良いかなと思いました。
どうしたものか?ベアリングに粘度の高いグリスでも入れるしか無いのだろうか?
F10の時は、チューブレスで6.2berと少し高めにエアーを入れていましたが、ベンジの軽すぎるハンドリングルだと、無理ですね。
5.6~5.8berになりそうです。
まだありました。やっぱりエアロハンドルは登りには、不適合だと思います。ステム横を握れませんからね。
ヒルクライムを優先されてる方は、ターマックS7も同じハンドルなので、気になるかと思います。

余談
私、以前は釣りのプロも兼ねてました。
使っていた竿は、9万円。東レのトレカ1100と更にその上のM40X。
M40Xを使用していない竿で、M40X以上の竿は、絶対に作れません!!
釣りに詳しい人に、トレカ1100、M40Xを使っていないロッドで、それ以上の竿ってある?
そう聞いたら、
『そんなものは、あるわけ無い。』
『言ってる意味がわからない。』
と答えるでしょう。
トレカ1100、M40Xは、官能的なんですよ!!
自転車と違い、手で振れるから判り易いです。

トレカ1100、M40Xで、
普通に作れば、(物凄く研究開発していますけどね。)
素材の凄さだけで、他ランクの素材を圧倒します。これはしょうがないです!!素材が違いすぎます。越えるなんてありえません!!
では、他メーカーはどうすれば良いでしょうか?
同じ重量と感度にするには、薄くするしか方法はありません。
どうなるか?
ペラペラで剛性感は無くなります。
同じに出来る訳がないんです。
誤魔化す方向になります。創意工夫です。
でもこれ、どっちかを高めたら、どこかが凹みます。
現在は、プロ引退しているので、違いうメーカーの竿で、トップクラスの竿を使っていますが、2本折りました。
以前のように、使ってると、折れちゃう。でも、このメーカー免責があって、1回は、折れた竿と引き換えに新品と交換してくれます。
折れる前提か(^^)/
トレカ1100、M40Xの軽さと感度に対抗するには、ギリギリ薄くするしか方法が無いんですよ。

では、トレカ1100を使用しているドグマが絶対的に最強か?
それも、違うんですよ。同じ型で作ればトレカ1100、M40Xには、絶対勝てません。
ですが、竿は8本~11本必要なんですよ。
ゴルフのシャフトにも、M40Xが使われだしましたが、ゴルフも飛ばす距離により本数が必要です。
つまり、とことんピンポイントの使用だけを突けば、トレカ1100、M40Xに迫る事が出来ます。
ロードバイクなら、ヒルクライムに特化させる。平地なら、エアロに特化させる。
自分の脚に合う、剛性感のバイクだったら、素材の違い以上に速く走れる。

( ,,`・ω・´)ンンン?
あれっF10は、私には硬いんだっけ?
しかも、F10は、真っ二つだよね( ゚Д゚)

知らんけど、次期シマノコンポと共にピナレロは、M40Xのチャリを出す(^^)/

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