ラテックスチューブは速いのか?

タイヤの転がり抵抗は、
タイヤの変形で9割を失っていると言われています。
TTでクリンチャーを使う理由も硬いタイヤほど、単純に速いことになります。
また、25cの方が変形率が少なくて有利。
そして薄いラテックスチューブの方が空気が多く入り、タイヤ内側の内圧が高くなり、変形が少なく速いと言われています。
データでは、方輪で3w両方で6wの削減です。
はたして?

インプレ
『軽っ』外周が50gほど軽くなりましたので、やっぱり出足は軽いですねー。
そして、路面への追随性が非常に高いです。
ラテックスが薄いので、
タイヤに対して内側からピッチリ隅ずみまで、押し上げるのでしょうか?
(隅まで入るのが、噛みこみの原因となりますが。)
段差やガタガタな路面もダンパーが付いたごとくイナシマス。
思えばbora50の時も、ビットリアのブチルチューブラーから
ベロフレックスのラテックスチューブに変えた時も、
高級ダンパーを付けたようでした。

チューブレスタイヤに近い走行感と言えます。
タイヤの中のモヤモヤが消えました。
(これは、ラテックスを経験してのみ感じると思います。)
しなやかになったので、空気圧も0.5気圧あげて入れることができました。


結果、速くなったと思います。もうSOYOのラテックスしか使いません。

しかし、欠点があるんです。
高い!!装着が難しい!!
SOYO=オカモトゴムさんです。ブチルの4倍の値段です。
レースがあるので4本買って置きましたが、それが2日で2本爆発!!
2日で、5000円が吹き飛びました。

1本目は、30km走ってから、家に到着。
空気圧を試しに1気圧あげて、ちょっと試し乗りをしていたら、
いきなり爆音とともに爆発。
タイヤが外れて、あやうくリムがダメになる所でした。
とにかくリムは削るまいと踏ん張り、無傷で生還しましたが、
帰りの下りは70km位だしていたし、もし10分前に同じことが起こっていたら?死んでいてもおかしくない。
img_4705
2本目は、慎重を期したつもりが、はめて空気を入れ、壁に立てかけていたら、
爆発!!
なに?この喪失感。やっとネットで調べだす。
どうやら、そうとう厄介らしい。
つわものは連続5回爆破とか!?12500円かー。
もう無理とか?
とにかくチューブが弱く、ホイルとタイヤの噛みこみで擦れると、そこが薄くなり
破裂するらしい。

とにかく擦れないように、付属の白い粉をタイヤに使いきる。
プラス別途購入の白い粉をチューブに塗る。(こちらはチューブにくっつきやすい)

img_4700
最初に少し空気を入れてそこに、タイヤを被せ、最後に抜いて、
レバーを差しこんでタイヤをあげてみました。
アスピデPROが、最強に固いので、最悪の組み合わせです。
このレバーを差しこんで、それでチューブにキズを付けるかどうか?
は、見えないのである意味運です。
ここまでは、2回目も同じだったのですが、
もう一度エアーを軽く入れて、タイヤを引っ張りながら揉みます。
その時に、チューブが少しでも見えたらダメです。
見えないイコールタイヤにすっぽり入ってる。
ここが、ポイントだと思います。
後は、ゆっくりエアーを入れて完成。
次回からは、バルブを下に押し付けない。(バルブ周辺が裂ける)
完全に空気を抜かない。(エアーを入れる時に噛みこむ)

楽して速くすすむのも、大変です(;一_一)
挑戦してみては、どうでしょうか?

にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です