CONTINENTAL GRANDPRIX TT インプレ

今週末にクリテリウムの大会があるのですが、雨でまったく乗ってない……
先週は水曜1時間走っただけ。
それからずっと雨。さすがにマズイと思い
土曜日、日曜日と1年ぶりにローラーに乗りました。
200wがきつ過ぎる。
パイオニアのペダリングモニターが左だけ測定になっているのですが、
絶対もっとでてるハズおかしいな?

本日久しぶりに外を走りました。(1時間だけ)
台風のあとで、風が強いので、市内1周するコース。
ただ、斜面にある街なので、1時間登りっぱなしになるという、なかなか手ごわい
街ですが。

さて、本題。
現在のタイヤはピレリP ZERO VELO かなりお気に入りタイヤですが、別にTTといバージョンが
あるので、これが最高のレーシングタイヤという訳ではありません。
ピレリのTTが25cが無いので、
以前から気になっていた、グランプリTTを試すことにしました。
平地は、コンチネンタルが速いという印象が以前からありますが、
ドグマ2のクリアランスの問題から、履けなかったメーカーです。
F10のクリアランスなら大丈夫でしょう。

第三機関調べによる、転がり抵抗を表にしたものです。
RP100PSI 6.9bar 10.5wattsで、チューブラーと比べても第3位です。

ただ、25cはなかなか手に入らないんですよね~ 取って置きです。
重さ200g以外に軽め。確かピレリP ZERO VELO の23cが199gでした。

ピレリP ZERO VELOとのタイヤ幅比べ。

あれっピレリP ZERO VELOの方が太いのか?!
タイヤ幅詐欺のコンチネンタルより太いとは、驚きです。
実際計ってみました。
ピレリP ZERO VELO27.5mm。グランプリTTが26.3mm
他のメーカーの28cですね。
ずばり、平地は太い方が速いです。接地面が少なくなりますからね。

触った感触ですが、 グランプリTTのサイドは厚いです。
乗りごこちは硬そうですね。

実走
やっぱり硬いです。IRCのアスピデの次くらい硬いですね。
ただ、アスピデほど突き上げはないので、ラテックスを入れないと、我慢ならないほどでもありません。(アスピデは、自分の中ではラテックスを入れないと運用不可。
しかもアスピデ+ラテックスの組み合わせで嵌めるのが、至難の業。)
ピレリP ZERO VELOより明らかに、サイドが硬いです。
そのせいか、接地面積が少なく感じます。
皮むきしてないタイヤなので、通常よりエアーを0.2気圧下げて入れたですが、
それでもいつもより、空気を入れたような接地面積が少ないフワフワした感じがします。反面転がりは良いです。

ただし、綱渡りのロープの上を走っているような感じで、風でぐらぐら揺れます。
台風後で風は確かに強いですが、まっすぐ走るのも、難かしい。
トラックが横を通ると、変な汗がでます。
普段使いは、したくないタイヤですね。
ピレリP ZERO VELOは違うグレードにTTがあるので、多少サイドをしなるようにして、
振動吸収、中低速のグリップを上げているんでしょうね。乗りやすいのに、気持ち良く走るタイヤです。

F10と404nswにグランプリTTの組み合わせは、他の人が乗ったら、
速さにも驚くけど、こんなに神経質な自転車は嫌だと思うでしょうね。
数秒速くなる為に、変な汗はかきたくないって感じでしょうか?
ピレリでも、十分過ぎるほど、レースに対応できますし、嫁にはグランプリTTは
進めませんね。レース寄りすぎで、コーナーが難しい。

タイヤのコンパウンドでグリップを出すタイヤですが、素材もゴムゴムしていなく、特に雨のコーナーは、危険な感じがしますね。そもそも溝も無いし。
溝も無いので、方向もないだろうと思ったら、方向があったので、やり直し。
(雨のレース用には、ピレリの P ZERO VELO 4S 25cをストックしてあります。)

ただ、今まで履いたタイヤの中で、一番速いかも?
タイムを計った訳ではありませんが、攻めた時のリズムがばっちりです。
ピレリがクランクの方向で、11時50分の位置にいるだろう感覚で、
12時の場所にあります。
実際そうじゃないんだろうけど、普段きつい場所でも回ってしまった感覚がありました。
また、タイムトライアルしたら、書いてみたいと思います。

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