転倒からようやく立ち直りました。
膝が曲げられるようになったので、ようやく作業できます。
その時に付いたキズの修理をしていきたいと思います。チェーンも落ちてボロボロですね。
塗装はバイクの塗装をしていたり、釣り竿を作っていたので、得意な分野です。
バイクのタイムの詰め方は、コーナーなので、限界で曲がって転んで修理と塗装の繰り返しになります。
転ぶのは、馴れてます。
釣り竿のクリアって結構重いです。
超繊細な釣りの作業では、クリア塗装じゃない方がいいです。素手と手袋してる位違います。
例えば、水中の藻をほぐしながら、茎まで落とし魚の目の前に持って行くとか。
(自転車もそうだと思います。性能を重視するなら、ノンクリアの方が良いハズです。)
僕らは竿棒のみを取り寄せてクリアを布で擦りこんで使ってました。
今はそれがスタンダードになってますね。自転車もそのようです。
一緒に作ってたのが、NAVIGATOR神谷勇気(今じゃその世界のカリスマですよ。)
さて、大まかな流れです。
キズに対してサウンドペーパー(600番手くらい)をかけて、段差をなくしたり塗料を密着しやすくします。
ブラックなら、タッチペンや塗料ペンで色を入れます。
クリアを作って、塗ります。(かなり盛り上げちゃっても、筆の跡がついてもOK)
良く乾かします。(大事)
あて用の硬質スポンジを用意して、600番→800番→1000番→1200番→コンパウンドで平らにします。
最後にクイックスで、磨き上げます。
綺麗に仕上げるにはクリア塗料の質です。安物や簡易的なものでは、失敗します。
それと、根気よく乾くのを待つこと、辛抱強く磨くこと。
お勧めが、http://www.paint-works.net/ure/clear/1505140.htm あたり。
マルチトップハイクリアーとか超高級品も使いましたが、あまり変わりません。
むしろ、しっかり乾燥することが大切ですね。(芯締まり性)
マルチトップクリアーSHの方が使いやすいです。
サイズは一番最小で十分です。主剤は10gしか使ってませんが、十分余ります。
(少量なのでデジタル秤でccではなく重量で測った方が良いです)
プロは乾燥室で、ヒーターを当てますが一般人にはありませんからね。
塗装は今時の夏から秋がお勧め。冬は難しい。雨上がりとか、湿度の高い時はダメ。
余ったクリアでシューズのヒールを塗ってみました。
肉厚に塗れて垂れません。さすが、プロが使う本物の塗料です。
シートもサイドを擦ってしまったので、ホツレ止めを兼ねてクリア塗装しておきます。
キズにペーパーを当てたところ。
クリアを塗った所。まだ、筆跡がありますね。
ひたすら磨く、磨く、磨く クイックスで擦る、擦る、擦る。
怖ろしくピカピカです。光すぎて上手く写真が撮れません。
ガラスコートとか、ありますよね。僕はあまり必要ないと思います。
なんで光るのでしょうか?
平滑だからです。上のコーティングなんて実はどうでも良いと思います。
だから、シューズのヒールカップも何もせずに、クリアだけであそこまで光るんです。
業者も施工の時に、磨くことに物凄く力をいれて、専用のポリッシャーで磨いて平らにしています。
平滑が肝なんです。その後に上は何を塗ってもピカピカなハズです。
(ワックスやコート剤が凄いようなことうたってますがね。)
板を貼るので、板に隠れる所は擦らずに、周りだけ、磨く、擦るで綺麗にしていきます。
(この写真は解りやすいですね。)
アルミの板(2mmをホームセンターで購入)を切り抜き、
それにダイソーで買った黒いテープを貼ります。両面テープで貼って終わりです。
最終的にガラスコートで磨いといてください。(安物で十分です)ピカピカです。
今回は修理でしたが、キズがなくても曇ったな?と思ったらキズがなくてもクイックスで擦って、
ガラスコートしてみて下さい。メチャクチャ光ります。
そう靴も磨いてるな~ 光るのが好きなのか?
これは、ハイシャシンといってつま先を光らせます。要は、つるつるにしたら何でも光るってことですね。
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