レーゼロカーボンインプレ

チューブラーのBORA ONE50の連続パンクに嫌気が差したわけじゃないけど、
何よりチーム練習で山の中を100km近く走ることも多くなり、
チューブラーでは万が一パンクした場合に迷惑がかかるんじゃないかと?
カーボンクリンチャーの評価も上がってきているので、
BORAチューブラーと引き換えに、安く手に入ったので、思わず買ってしまった。

BORA ONE50チューブラーに比べれば、クリンチャーなので漕ぎ出しはちょっと重いかな?程度に感じます。
ダンシングのキレは断然レーゼロカーボンです!!
思わずダンシングが上手くなってんじゃないかと錯覚しました。

レーゼロナイトも所有していますが、カーボンの方は、リムは軽さを感じる反面、アルミに比べれば剛性感(カッチリ感)が薄い。
レーゼロカーボンから、ナイトに乗り換えると、アルミの剛性感(カッチリ感)、重厚感(悪い意味でなく)も捨てがたい。と思う。

高速の伸びはリムハイト30mmなので、
さすがにBORA50と比較して、43km位からは伸びない。40km巡航は楽しめますが、それ以上の速度域は楽しめない。
ただ、リムがワイド化していて23インチから25インチに変えたこともあって、
レーゼロナイトよりは伸びます。
(のちにコンチネンタル25cの影響で、高速域が伸びるという結果に結びつきました。
タイヤが太すぎて、小石、枝を挟んでコンチ25cはやめました。他メーカーの28cと同じ。)
         
ヒルクライムは、
いつもの4kmの登りは、BORA35チューブラーとの比較で、数秒の負け。(西湖10km平地TTは数秒の勝ち。)
結局自分のレベルでは、ホイールの差は無い?
ダンシングは、BORA35よりはしやすいく、剛性が高く力が逃げない。一方で、クリンチャーなのでリムの重さを感じる。
ダンシング派や、激坂ならレーゼロカーボン。シッティングで綺麗に回すならBORA35チューブラーかな?

良く言われるカーボンクリンチャーのブレーキ問題。
もちろんナイトの方が上で、アルミのナイトは吸い付くようなフィーリングで気持い。
対してレーゼロカーボンは、かけ続けると鳴き出す。
仲間としゃべりながら、10kmくらいズルズル下るのがカーボンクリンチャーとしては非常にイヤです。
15分くらいブレーキをかけ続けるとキューキュー悲鳴が鳴って来て、明らかにリム良くない。
単独での下りは、富士スバルライン24kmを、下ってからリムに触っても60度くらいかな?全然平気でした。
100kgくらいの外人がブレーキかけっぱなしの場合や、それとも真夏の気温40°cくらいなら、カーボンクリンチャーは危険と言う意味かな?
通常の使用だと全く問題なしです。
ブレーキのフィーリングはBORAと同じです。

万能ホイルで、単独逃げじゃなければ、アルミに比べれば高速域もまずます伸びます。
軽さでは、BORAクリンチャー、に対抗はでき、
剛性もアルティメイト、ライトウェイトに対抗できる。
高いレベルで万能型なのですが、特化はしていないのが問題か?
練習も、本番もこれ1本で対応できる。

後日後のインプレです。結局手放してしましました。
すばらしい万能ホイールなんですが、100点がないんですよ。
ブレーキはナイト、ミレに負け
剛性はzipp、アルティメイト、ライトウェイトに負け
高速順行性は、bora、zippに負け
軽さはでも、チューブラーホイルに勝てません。
どれか一点華があると、強みとしてそれを武器として生かす方法を考えて、実行できた時に感動するじゃないですか?
優等生すぎて、ちょい悪おやじの方がモテることが理解できました。


にほんブログ村

IMG_3351

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です