TIME(タイム) XPRO 12 Titanium インプレ 他3社との比較

ブログ更新が、久しぶりになってしまいました。


今日のインプレは、タイムのペダル XPRO 12 です。

富士ヒルクライムの試乗にて、違うペダルが気になり出し、テンションUPの為に、使ったことが無いタイムを購入したので、インプレいたします。
今まで、シマノ、ルック、スピードプレイの順で使用してきましたので、比較もしようと思います。
一番最初に使用したのが、シマノR540それから、デュラ9000に移行してLOOKのケオチタン12kgと16kg。
そして、スピードプレイの(チタンシャフト1mm短い+国産ベアリング)自作です。

実際にすべてのメーカーを使用しての感想ですが、
スピードプレイ以外の3機種メーカーは、ほぼ同じ構造です。その中では、タイムが頭1つ抜けてます。

〇シマノ
まず重い。それと唯一エアロ化されてません。
踏み面の大きさと安定感にアドバンテージがありましたが、
タイムの踏み面も大きくなりましたので、アドバンテージが消えました。
他2メーカーから、乗り換えると、広い踏み面を、感じることがでます。

〇LOOK
シマノから変えた時に、踏み面が小さくなったこと、クリートが上を向かないので嵌めにくくなったこと。
フローティングがスムーズでは無いことが気になりました。
LOOKのペダルは、だんだんとステップ部分が擦れていきます。これは、フローティングの際に擦れる為で、荷重時に動きが鈍くなります。
ケオグリップは、更にゴム部が邪魔をして動きが不自然でした。(ノングリップを探して使用してました。お勧めします。)
ペダルが上を向いてくれないので、目視しないとステップインできない。

〇スピードプレイ
ペダリング効率の観点で言うと、引き足時11時の位置で上げやすいので、回しやすい。
(フロート位置が、シャフトの真上だからだと思われます。他ペダルは違います。)
踏み面は狭く感じ、軽く動きすぎてトルクが逃げている気がする。
フロートをかなり広くとれるのと、
微妙に3Dにも動くので。膝に優しい。軽い。
一番最初にお勧め、踏み面は両面嵌めだし、ヒザに優しい。
クリートが鉄だけに、長持ちする。(スピードプレイの減りが早いとか書いてあるブログもありますが、意味がわかりません。)

〇タイム XPRO
重量が140gと軽量なのに、踏み面が大きく、踏むペダリング時にトルクを乗せやすい。
クリートが上を向きステップイン時に見なくても嵌められる。
爪が元々開いている状態から入っていくので、ステップインが軽い。
グリスも個人で挿入が可能になった。(シマノ、LOOKは不可)
フローティングがスムーズで、
ダンシング時に、ウニウニ動き、適正位置に戻るのでヒザに優しい。
ただ、1点のみでセッティングが決まるので、難しい。
上級者お勧め。

以上から、4メーカーの中で、レース志向ならタイムを押します。

タイムの
—-メリット—-
ダンシングや踏み脚を多用するヒルクライムにおいて、一度ペダルの角度がズレても適正位置まで、バネで戻してくれる。
シマノ、ルックのペダルがズレる(フロートする)時の、プラスチック同士が擦れて動く感触が、安っぽく嫌なのです。それと最初の位置には戻りません。
タイムは滑らかに浮いています。
特に、ダンシングは明らかににタイムの方が、やりやすい。ペダルの角度がズレる(フロートする)時も、滑らかで気持ちがいい。常に適正位置に戻るのタンタンと踏める。
シマノ、ルックに比べ、ズレた角度で踏む時間が少なくなるので、膝にやさしい。
(唯一スピードプレイは、どの角度も対応可能。するする動くけど動きすぎ。)

—-デメリット—-
しばらく使用して気が付きましたが、フロート5°なんですが、この可動する5°には、バネの抵抗があります。
ですので、適正位置は、1点になります。
タイムはルック&シマノの0°クリートと同じ意識でセッティングが必要です。
脚の開き角度に対してピッタリ同じに合わせないと、バネ感が伴いますので、違和感があります。
Qファクターが2通りしか設定できません。mm単位でセッティングがシステム上、不可能となります。
一番玄人向けです。

この状態で1日走り、比較しました。

2年間スピードプレイを使用していましたので、気が付きませんでしたが、
私の場合、朝の漕ぎだしで、脚がガニ股で左脚は10分間。右脚は30分後に自転車に対応するように、修正するようです。
漕ぎだす前は、二足歩行用の股関節可動、漕ぎだして筋肉が柔らかくなると段々と脚が内側にむいて、真っ直ぐに踏み下ろすようです。
(と、思っていたら、右脚だけ、上死点でガニ股、下死点で内又になるようです。泣けます…)
ペダルの選択において、膝にやさしいも良く含まれますが、それならば、スピードプレイを押します。

タイムのQファクターですが、ノーマル、ワイドの2点でしか、幅を変えられません。あと1mm詰めたいけど出来ない。
慣れてきましたけど、/広い方がトルクが上がり登りは良い気がしました。
平坦は、狭い方が良いかな~

スピードプレイはわざわざ1mm短い他社製品を使用していまいた。平坦で回すなら、スピードプレイも捨てがたい。
私が敏感過ぎるのか?もともと体が弱いのと、自転車の前にやっていたバイクのレースは、1mm単位で調整が必要なので、mm単位の改善が癖になってますね(^^)/

パイオニアでも、ペダリング効率は最高78%がMAXとのことらしいですが…….

私のペダリング効率80%越えの動画(^^)/

他に、クリートの減り方や、クリートの値段、歩き易さ、各グレード等ありますが、それは他のサイトを参考にしてください。丸投げ…..(記事が長く面倒になってきたな(^^)/)


タイムに変え初タイムアタック。8月に入ってから13回目の走行。走り慣れた練習路です。
涼しい山中湖の裏道で、勾配4パーセントの登りになります。
ペダルを変えたら、なんと1番時計。
登りで、踏める気はしていましたが、やはりタイムのペダルの登りは良いね。トルクが上がるし、ダンシングし易くて良いですね。


新型のXPROは、自分でグリスアップできるようになってます!!
これも、出来ないシマノ、LOOKと差は大きいですね。
大体、2000km位走りますと、グリスは真っ黒で、緩く回ります。回転は軽いんですが、消耗が激しくなりますので、
スピードプレイの時は、回転が軽くなったらグリスアップしていました。
XPROもグリスアップができますので、耐久性が確保できそうです。

裏のネジ2つ外し、踏み面はマイナスドラーバーで軽く押すと外れます。
この穴からグリスガンで押し込むと、根本からグリスが押し出されます。

タイムペダル出品中  (最安値)
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n466669381

にほんブログ村 ロードバイク