コンチネンタルGP4000Ⅱs インプレ

ついにコンチネンタルGP4000Ⅱsのインプレを書く日が来てしまった。
かなり使用率が高く、インプレ力が問われますよねー。

ヤフオクの状況を見ると、コンチの出が圧倒的、後発のミシュランパワーシリーズ、ヴィットリアルビーノPROより
出ていますね。
結局、コンチを越えられなかったのか、又は、皆さんが保守的なのか?

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まず長所から、耐久性が非常に高いです。コンチになれると使い切るのが当たりまえと思ってましたが、他のメーカーを使うと
まったく同じように使っているのに、サイドカットが連続してしまいました。
ゴムが厚いのと、使い切るギリギリに紐がパラパラとサイドから出てくるのですが、それがサイドを守っているのでしょうか?
タイヤの減りも、飽きるまでなかなか減らないし。
雨も晴れもオールマイティー。重量も普通ですので、レース、ロングライド、エンデューロなんでも行けます。
後で詳しく書きますが、タイヤの硬さと太さにより、巡行速度が高いです。
書いていると、このタイヤでいいじゃん?

以前やっていたオートバイのレースは、夏場なら1日で使い切りだったので、自転車は激安に感じます。
体力のない、楽して速く進みたいとしては、
コンチより高くても良いから、少しでも上を行くタイヤがないかと探しながらコンチと比べていました。

ずばりコンチの弱点は、コーナリング。
特に25cは接地感が弱く路面のインフォメーションが少ない。ある程度タイヤを路面に押し付けてタイヤを変形させてグリップを探るものだけど、
ゴムが硬いので接地感が、薄いです。加えて25cと言いつつも28c位あるので、ポワンポワンした感じですかね。
図を見ると、直線は確かに接地面が少なくなり、巡行スピードは上がるかと思いますが、
コーナリング中の横Gが掛かった時はどうでしょうか?
最近のプロコンチネンタルチームの落車の多さは、23cから25cに変わってから増えた気がします。
特にウェットは滑るでしょうね。

耐久性が高いイコール硬い。他のメーカーから比べると滑りやすいということです。
また、コンチは転がると一般に言われますが、単純にタイヤの太さによる転がり抵抗の小ささを感じます。
それに気が付いたのが、BORA35から、レーゼロカーボンに変えた時に25cにしたのだけど、40km以上の速度維持が非常に楽でした。
スポークが太いレーゼロは高速域が苦手なんですが、BORA35との差を感じさせませんでした。
ただ、フレームが小石と枝を拾ってキズだらけになりました。

たまらず、ミシュランパワーシリーズに変更。
同じ25cでも、明らかにクリアランスが取れて、細くなりました。クリアランスも5mmくらい違うんですよ。
(ということは、コンチは5mmもディープホイルになっているということです。)

(ルビノPRO25cとコンチ4000GPⅡ23cとの比較。同じ太さだよね。)

(アスピデ26cとコンチ4000GPⅡ23cとの比較。若干アスピデの方が太い)
ミシュランは40km以上の維持が疲れるようになりました。が、コーナーのグリップを感じ取れ、コーナリングがスムーズにできるようになりました。
やっぱりタイヤは太い方が巡行は速いと思いました。
ミシュランのコンペティションは500km以内にサイドカットで2本終わり。また、ぬれた路面は非常に滑りました。
それで、ミシュランのエンデュランスに変えたら、さらに巡行速度がコンチに比べ劣ります。(今ではエンデュランスがもっとも平均的なタイヤと感じます。)
それからタイヤ探しの旅じゃないけど、ビットリアのルビノPRO、IRCのアスピデと来ています。

例えば、うちのチームはレーゼロばっかりだけど、僕ならあえてゾンダにして平地で見場を作るとか?
同じ機材だと体力的にかないません。
だんだんと、まとまらなくなってきたので、ポイントを箇条書き。

耐久性が高い。
パンクしない。
巡行速度が高い。
どこでも、手に入りやすい。
安い。

コーナーの接地感がない。25c
乗り心地が硬い。振動が伝わる
グリップ力が弱い。ゴムが硬い
フレームによって25cは干渉する。

最近のお気に入りは、IRCのアスピデ。コンチに比べゴムが柔らかく若干薄いか?ただ、硬い。
コーナーも気持ちよくグリップする。(晴れ)
ただ弱点は、このタイヤは晴れ専用….
そこそこ順行性は高い26c。(それでもコンチの25cの順行性には劣る。)
26cでもコンチの25cよりは全然細い。
性能には関係ないが、タイヤを嵌める時に硬すぎる。ラテックスを入れようものなら泣けてくる。

結論は、すべてにベストなタイヤはないですね。
無いと思った方が良い。その状況に合わせてベストを選択する。
それが、楽して速く進む方法かも知れません。


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